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2007年04月07日
歯と毛再生、成功率100%
東京理科大と大阪大の共同研究グループは、歯を再生したり、薄くなった毛髪の復活に道を開く新たな治療法の技術開発に成功した。マウスによる実験では、正常な歯と同じ構造の歯を100%の確率で再生し、何度繰り返しても同じ結果を得られた。毛の実験でも毛が発生し、伸びることを確認したという。これまで歯の組織の断片をつくったり、歯の再生確率が20%程度の技術は開発されていたが、確実に再生できる技術は世界で初めてとしている。
研究グループリーダーの辻孝東京理科大助教授は、「歯の再生を人間で実際に行うにはまだ時間がかかるが、毛髪の再生は5年以内にできそうだ」としている。今後、医学系研究機関などと実用に向けた研究に入る計画で、歯や毛髪の再生のほか、肝臓や腎臓などの臓器に応用し、人工的に臓器をつくる再生医療への発展が期待されている。
研究には、東京理科大再生工学研究センターの辻助教授、友岡康弘教授、阪大院歯学研究科の斎藤正寛講師らが参加。成果は、世界的な科学誌「ネイチャー」の専門誌「ネイチャーメソッズ」オンライン版に18日(米国時間)掲載された。
研究グループは、生物の臓器を構成する生体組織を取り出し、組織を適正な密度、配置に整えて「器官原基」と呼ぶ“臓器のタネ”を作り出す基盤技術を開発。このタネを培養または生物の体の中で育成後、歯の場合はあごに、髪の毛なら頭皮に移植、成長させて歯や毛を再生させた。
マウスを使った歯の再生実験では、まず、歯の胚細胞をマウスの胎児から取り出した。胚は「上皮細胞」と「間葉細胞」の2種類の細胞から構成されており、それぞれの細胞に分離。寒天状のコラーゲンゲルの培地に、実際の歯と同じ密度で上皮と間葉の細胞各10万個を配置し、タネとなる「器官原基」をつくった。
培養後は、そのまま培養を続ける試料と、マウスの腎臓皮膜の下に移植して生育させる試料の2つをつくった。2つの試料を一定レベルに成長させた後、マウスを抜歯して試料をあご部に移植し、その後の成長性を観察したところ、各試料ともに、表面がエナメル質、その内部が象牙質で、中心部には血管と神経が通っている、正常な歯の構造と100%同じであることを確認した。
今回の実験では、マウスの胎児から利用する組織を採取したが、人間で実用化する場合は、「成人の口腔(こうこう)内の粘膜から組織を採取したり、治療を受ける本人のおやしらず歯を保存しておいて、それを利用するなどの方法が想定できる」(辻助教授)としている。(ブログで楽しむニュースサイト!izaより)
歯の再生技術・・・今後どうなるか楽しみです♪
今後の科学の進歩に期待大です!!
インプラントセンター 文京
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